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トップロープ 支点作りの注意点

＊タイトル画面（サムネイル）の右側をごらん下さい。ピンの数は４個です。トップロープの支点はそれぐらい頑丈に作るべきと考えます。タイトル画面の中央は改善した方が良い３か所です（①支点の数が少ない,②カラビナのかけ方が変,③メインロープが岩角に擦れている）。 ＊終了点を空けて新しくトップロープの支点を作る方法はの動画はまだ作っていないのでお待ちください。文章のみ解説はこちら→https://www.timtam.net/scn.html#topf ＊終了点（①終了点は空けてある,②終了点の傍に新しくトップロープの支点が作ってある）の一つ手前のクリップをトップロープの保険として残す場合、２枚とも安全環付カラビナのクイックドローを使い、ロワーダウンで下る時に安全環を閉める（登りの時は閉めるゆとりはない）。トップロープをセットしたルートにリードしたい人が来た場合はロープをよけてリードしてもらうが、終了点一つ手前のピンだけは残したクイックドローにリードのクイックドローをかけてもらいます。 【以下本文】 トップロープで岩を登るのは,安心感があって楽しいですが、折り返しの支点が壊れると,重大な事故につながるので、注意が必要です。 樹木をトップロープの支点にすることは、とても多いです。太ももより太い生きた樹木は、強力な支点で、よく使われます。でも、支点になっている木が、枯れていてはなりません、この動画の場合は、相当に古い枯れ木です。 この写真の場合は,三か所の改善すべき所があります。支点不足、カラビナのかけかた不良、ロープの擦れ 外岩のルートは,３０年以上も前に引かれたものが多いです。リボルトも進んでいません。なので、錆びがなく新しく見えても、支点を３こ以上連結することを、「常に」おこなってほしいです。フリクションヒッチでの３支点固定分散は優れています。 カラビナのかけ方をチェックして下さい。反転していることが,よくあります。 練習中は同じ場所で何度もテンションがかかります、それで、ロープが１か所だけ痛みがちです。長いスリングや太いロープを使って、支点を岩かどの下に垂らし、メインロープが擦れないようにします。 リードで登って、トップロープを張る場合、終了点は次にリードする人のためと、その保護のために、空けておきます。終了点近くにある支点を連結して、終了点とは別に,トップロープの支点を作ります。１番上のクリップだけ残して、その下のクリップから残りを回収してしまうのがベターです。１番上のクリップが、新しく作った、トップロープ支点の保険になります。