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「テレビブロック専用自動操縦装置」作って以前修理したテレビブロックを自動操縦してみたら...いろいろ判った

#テレビブロック #TVブロック #エポック社 #ブロックくずし #TVBLOCK 「ブロックくずし」でどうしても「満点」を見たかったのですが練習してもとても無理そうなので、１か月ほどかけて「テレビブロック専用自動操縦装置」を作りました。 その結果、「ブロックくずし」の満点がたったの864点であること、 ＭＢの「ブロックくずしー１」の満点が288点であることを初めて知りました。 「テレビブロック専用自動操縦装置」のしくみは、画面内の「ボール」を検出し、そのＸ座標を調べて、その値をラケットのＸ座標に設定するというものです。 当初ゲートＩＣのみの回路で製作して、ボールのＸ座標をそのままラケットのＸ座標に設定したところ、ラケットはボールの僅か右に表示されボールを追うのですが、ぎりぎり捉えられませんでした。 ラケットを少し左に表示させるには、Ｘ座標の値に一定の値(オフセット値)を引き算をすればいいのですが、ゲートＩＣでは規模が大きくなってしまう点、変更が簡単にできない点から、ＰＩＣマイコンを使う回路に修正しました。 マイコンを使うようになったため、ラケット上にボールが当たる位置を微妙に制御でき、ボールの左右移動方向を検出して、ボールを跳ね返す方向の制御ができるようになりました。 ボールが最初に天井に跳ね返るとラケットの横方向サイズは左半分だけを残して、スタート時の半分になります。マイコンプログラム上ではラケットのサイズは取得できないので、必ずヒットさせるため、ラケットが半分になったときの状態を想定してオフセット値を決めています。その状態で右から来たボールはラケットの左半分のエリアに、左から来たボールはラケットの右半分のエリアに衝突させ進行方向を変えない「流し打ち」します。 スタート直後は、ボールはその向きにかかわらず大きいラケットの左側に衝突するので、左方向に跳ね返ります。稀にボール検出の遅延により、向きはその通りにならない場合もあります。 ゲーム後半でブロック数がかなり減ってきた時、ボールを来た方向に跳ね返していると同じ軌道を無限に繰り返す現象が発生します。「流し打ち」にしていればボールはいずれ画面上のすべてのエリアを通過し、残ってしまったブロックを消すことができます(と思っています)。 00:00 ブロックくずし　１回め 03:05 その２面め 05:38 ブロックくずし　２回め 09:27 その２面め 11:41 MBブロックくずしー1　１回め 14:21 MBブロックくずしー1　２回め 16:10 自動操縦装置