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竹内流宗家　八重籬神社大祭　奉納演武　2014/04/27

天空の城として賑わっている「備中松山城」の地元、岡山県高梁市の 八重籬神社大祭で竹内流宗家門弟による演武奉納を行いました。 八重籬神社は京都所司代板倉勝重及び子孫の 備中松山藩板倉勝静（徳川幕府最後の老中）を祀っています。 また境内には玉島事件で切腹し、町を戦火から救った 熊田恰（新影流免許皆伝）を祀った熊田神社もあります。 神社はすぐそばを国道１８０号とＪＲ伯備線に挟まれるように 鎮座していますが、境内にはかなりの樹齢を想像させる木々が あります。 竹内流は戦国時代、１５３２年に現在の岡山県建部町にて創始され、 ４８０年以上の歴史を持つ古流武術の流派です。 現存する柔術流派の中で、資料などで証明できる最も古い流派で、 柔道の元にもなった武術です。 江戸時代には現高梁市にあった備中松山藩や成羽藩の武士達も 稽古していました。 演武は徒手格闘術の羽手、短刀を使う組討ち術の小具足、 長さ六尺の棒を使う棒術、剣術の一種である斎手、 そして居合を奉納演武させて頂きました。