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「路線価」発表　福岡は全国で最も高い伸び率　商業地からマンション地区に変わった北九州市黒崎地区が上昇

道路に面した土地の価格「路線価」が発表されました。2024年1月1日時点で国税庁が算定する1平方メートル当たりの評価額で、相続税などの算定基準となります。福岡県全体は平均5.8％上昇し、全国で最も高い伸び率で、9年連続でプラスとなっています。不動産鑑定士の浅川博範さんは、福岡の交通アクセスの良さが全国や世界中からの不動産投資を集めていると分析しています。天神のオフィス需要が路線価を引き上げていて、福岡市中央区天神2丁目の渡辺通りでは1平方メートル当たり944万円と、昨年より4.4％上昇、44年連続でトップとなりました。 今回の路線価調査で北九州市黒崎地区の上昇率が目立ちました。ふれあい通りは1平方メートル当たり21万円で、前年より10.5％上昇しました。以前は商業施設が多かったこの通りですが、現在はマンション地区へと変わりつつあります。第一交通産業が黒崎地区でマンション建設を進めていて、地上20階のタワーマンション「グランドパレス黒崎マークスタワー」は販売が好調です。黒崎駅から徒歩6分の立地や周辺の良好な住環境が人気の理由です。これにより、黒崎の不動産価値が上昇し、人の流れができたことで路線価も上昇しました。ただし、今後は現在のペースでの価格上昇は難しいと見られています。 2024年7月1日 ▼日々のニュースを配信：テレＱニュースサイト https://www.tvq.co.jp/news/ ＃路線価 #天神 #全国一 #黒崎 #第一交通 #福岡