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ドイツのTVニュースで、細幅鍵盤（DS 6.0）が紹介されました

南西ドイツ放送テレビのニュース（4月13日19時半）で、細幅鍵盤が紹介されました。シュトゥットガルト音楽演劇大学のピアノ科教授、U.ヴォールヴェンダー氏が、スタインウェイのコンサート・グランドにDS 6.0の鍵盤（標準鍵盤の１５／１６サイズ）を装着し、これを普及させようとしているのです。このオプションの鍵盤セットの作製に３万ユーロ（約500万円）かかったそうです。現在のピアノの鍵盤、標準鍵盤は、1880年ごろの巨匠に合わせたものであって、今の子供や女性も含めた音楽愛好家の手にマッチしない、という認識から「サイズの選べる鍵盤を支持するピアニスト」PASKという運動が1990年代から世界的に展開されています。このPASK（pianists for alternatively sized keyboard）が作成した動画が、以下に並んでいます。 Part 1 は「ピアノの鍵盤が現在の大きさになった経緯。今のサイズだと何が問題？サイズが選べるとどう良いの？違うサイズに慣れると今のサイズが弾けなくなる？」など（12分）。 Part 2 は「女性ピアニストが泣き出した。ピアニストの演奏の様子や証言」など（14分）。 Part 3 は「手の大きさに関する調査・研究：性別・人種ごとの手の大きさと適正な鍵盤の大きさ。手の大きさはピアニストのキャリアに影響する？〈手が小さくても有名なピアニストはいる〉の真相は？」など（17分）。 オマケ。鍵盤交換は３分半。左右の腕木の下の木ネジを外し、鍵盤交換後に木ネジを締め直すだけです。