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陽人の法話:心の変化が成長の鍵となる 2 года назад


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陽人の法話:心の変化が成長の鍵となる

先日、四国八十八か所第五十七番札所栄福寺のご住職である白川密成さんとお話しする機会をいただきました。白川さんは、映画「ボクは坊さん。」の原作者でもあり、多くのメディアでの活動や執筆活動などでご活躍されている尊敬する先輩僧侶のおひとりです。 白川さんは、お話の中で、仏教の好きなところとして、正反対のことに臆することがないところ、「ある意味での一貫性のなさ」と表現されました。私はそのお話が、自分の中でストンとおち、納得しました。と言うのも、仏教の教えの中には、全く逆のようなことを言っているように感じる教えがあるからです。 例えば、お釈迦様の有名なお言葉に、「犀の角のようにただ独り歩め。」というものがあります。「サイの(一本)角」という比喩表現は、「孤独」を意味します。つまり、この教えは、我々に対して、孤独を怖れず自分の信じる道をただ独り歩みなさいと伝えてくださっています。一方、お釈迦様は、弟子の阿難尊者に対して「よき友を持つことは仏道修行のすべてである」ともおっしゃっておられます。 つまり、よき仲間と共にこそ仏道を歩むことができるのだと。一見して矛盾するように思われます。お釈迦様が一貫して、同じことをおっしゃっているわけではないことが分かります。また、私たちが毎日お唱えしている般若心経もそうです。「色(形あるもの)」は「空(実態がないもの)」であると言い、増えることもなく、減ることもない。「無明(迷い)」も無いし、「無明が尽きること」も無い。というように、両極端を否定していきます。こうなると、むしろ一貫性がないことが、一貫していると言えてしまうかもしれません。 先日、ある学校の先生が教えてくださったことがあります。今の学校では、生徒たちが、お互いを、陽気なキャラ、陰気なキャラなどと「キャラ」設定をするのだそうです。そして、集団の中で自分のポジションが決められていきます。このキャラ設定というものが、変化することに対しての抑圧になるのだそうです。昨日までと違うことを言ったり、振る舞いをしたりすれば、「らしくない!」と言われ、否定されてしまうのです。グループの中で、「変化してはならない」圧力というものを感じながら過ごしていかなければならないことが多いと聞きました。同質圧力とは、周りからはみ出ないように、異質にならないように労力を強いられるばかりでなく、自分のキャラ設定の変化も許されない圧力のことだということを教わりました。 その先生は、この同質圧力こそが、学びを邪魔しているとおっしゃっていました。何故なら、学びとは「自己刷新」「自己変革」に他ならないからだと。新たな知識や経験によって、自分の価値観が揺さぶられ、それまでの自分の考え方や物事のとらえ方などの枠組みを解体していくことが学びの本質なのだとおっしゃっておられました。そして、自己を解体するとき、人は非常に不安定な状態になるそうです。その時に否定されたり、傷つけられたりすれば、それがトラウマとなり、変化することをより怖れるようになってしまう。そもそも自分を変化させることは、それだけでも相当な勇気がいることであるのに、そこにキャラ設定や同質圧力が加われば、なおのこと変化することは容易ではなくなってしまうと、お聞きしました。 曹洞宗の僧侶である藤田一照師は、「青虫は一度溶けて蝶になる」というご尊著を上梓されています。青虫がサナギになる時、一度原型を留めないほど溶けてしまうのだそうです。そして、サナギを経て殻を破り、蝶として羽ばたくのだそうです。人間も、形、姿として蝶ほど劇的変化はないですが、成長の過程で学びという自己解体を経ながら、大人になっていくのだと思います。 そして、大人になってからも、変化を怖れないことによって学びは続くのだと思います。そのことを教えてくれたのが、私にとっての仏教だったのです。すべては移ろいゆく、諸行無常であるという真理。変化することは、当たり前で全く恥ずかしいことではない。思えば、私自身も今まで周りの人や環境に影響され続け、変化を繰り返してきました。 好き勝手していた大学生活から、醍醐寺での修行道場では、それまでの生活から一変し、自由が制限され仏教一色の毎日を送りました。清荒神清澄寺の修行では、毎日和上様の祈りの姿を拝し、祈りの尊さに感銘をうけました。須磨寺に帰ってきてからは、様々なイベントを企画したり、YouTubeを始めたり、今は法話をすることに一番の喜びを感じています。目まぐるしい生活の中で、自分の目指す僧侶像も、日々変化しているように感じます。ひょっとしたら、私の活動も、まさに一貫性のなさの典型のように人からは見えるかもしれません。 しかし、僧侶として大切なこと、その芯がぶれないように心がけながらも、自分の進むべき道、あるいは進みたい道が新たに見えた時に、勇気をもって変化することも大切なのではないかと思うのです。 両極端を否定していく般若心経の「空」の教えとは、自分がとらわれている、あるいはこだわっている「自分らしさ」という殻から抜け出し、変化を怖れずに、一瞬一瞬を生ききることを説いているのだと私は理解しています。自分への執着から離れることができた時に初めて本来の自己と出会えるのだと思うのです。 冒頭にご紹介した、お釈迦様の二つの教えですが、孤独に身をおくことも、仲間との交流も、真の自己に目覚めるためには、どちらも必要なのだと思います。仲間との関わりの中での気づきも重要であり、自分が本当は何を求めているのかを知るために孤独と向き合う時間もまた重要なのでしょう。「悟り=真の自己に目覚める」という目標は一貫しており、その時、その人に必要な道筋は変化していくものだと私は理解しています。 変化をおそれないこと、それは失敗をおそれないことでもあるのかもしれません。今年一年も、変化をおそれず、失敗をおそれず精進してまいりたいと思います。 【毎月、須磨寺にて法話をさせて頂いております】 毎月18日の10時からの護摩祈祷と写経会、20日と21日は11時半から奥の院にて、そして、21日は14時から護摩祈祷をさせて頂き、法話をさせて頂いております。 【須磨寺オフィシャルサイト】 http://www.sumadera.or.jp 【須磨寺 不動護摩供のご紹介】    • 須磨寺 不動護摩供のご紹介   【須磨寺「須磨の火祭り ~柴燈大護摩供 火生三昧火渡り修行~」】    • 【須磨の火祭り ~柴燈大護摩供 火生三昧火渡り修行~】大本山 須磨寺   【須磨寺:四万六千日 みあかり観音 灯明会】    • 須磨寺:四万六千日 みあかり観音 灯明会   【須磨寺音楽法要祭「夜音2017」】    • 【須磨夜音2017 Official Movie ~真言宗と天台宗 平安の...   【経木供養所「八角堂」落慶法要:大本山 須磨寺】    • 経木供養所「八角堂」落慶法要:大本山 須磨寺   ■楽曲提供:小馬崎達也 Official site:http://www.mt8.ne.jp/~pangaea/ Youtube Channnel:   / pangaeamusicfarm   #白川密成#栄福寺#藤田一照師#須磨寺 #お大師様 #弘法大師 #縁日 #仏教 #法話 #須磨 #お釈迦様 #釈迦 #空海 #教え #神戸 #japan #kobe #suma #temple #tera #sumadera #hyogo #buddha #小馬崎達也

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