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【高音質】謹んでご冥福をお祈りいたします。古谷充とザ・フレッシュメン（2020年7月4日 2nd）

「さあ、それではセカンド・セットも、ファンキーでグルーヴィーなビ・バップサウンドをお届けしたいと思います」バンマス：古谷充氏のMCでスタートした2020年7月4日の「古谷充とザ・フレッシュメン」セカンド・セット。 1曲目はピアノ＆コンポーザー：大塚善章オリジナルの「Soul No.1」。 なぜか口ずさみたくなるような、キャッチーでコミカルなテーマが耳に残り、ジャズの”難解さ”ではなく”楽しさ”が存分に伝わってくる。 2曲目は、これも日本民謡を大塚氏がアレンジした「佐渡おけさ」。 民謡など日本の音楽を、海外から取り入れたジャズの概念で再構築するのもこのコンボの魅力の1つだが、MCでも語られるようなジャズの本場：アメリカへの憧憬に対する反動として、”和”の素材で勝負しようという気概があったのではないだろうか。 3曲目は第一期メンバーであるトランペッター：稲見馨作曲によるスローナンバー「Free Soul」。 ホテルのラウンジやバーでBGMとしても楽しめるような、優雅な雰囲気の楽曲にはお酒がよく合う。 再び和に戻り4曲目「お江戸日本橋」。 アドリブパートはもはや日本を飛び出し、ハードバップの領域に突入しているかにヒートアップ。 耳に入るではなく聴き入ってしまう没入感、このヒリヒリしたテンションの演奏もジャズの大きな魅力だ。 5曲目「通りゃんせ」は、これも日本人ならほぼ誰もが知るであろう”わらべうた”。 タイム的には短いが、幼き頃誰もが抱いたようなこのわらべうたに対する不可解さ・怖さのような感覚が、滲み出てくるようなアレンジである。 そして最後の曲は、大塚氏作曲の「癋見悪尉（べしみあくじょ）」。 難しいタイトルだが、能面をモチーフに作った曲の1つで、「口を真一文字に結んだ強い侍」の意とのこと。 勇ましい立ち居振る舞いを見せる侍のごとく、切れ味鋭いソロを繰り広げたメロディ楽器陣の後に、やはりこの人のソロは必要不可欠、力哉氏怒涛のドラムソロに突入し、本編は大団円に突入。 アンコールに応え、フルメンバーにての「ソーラン節」、そして。 充氏のヴォーカル＆大塚氏ピアノによる「As Time Goes By」でしっとり残る余韻。 ジャズに憧れ、志し、体現し、育んだ、古谷充というミュージシャンの生き様を、この動画を通して多くの人に触れてほしい、そう、切に願います。 （文責：平田浩康 #RAGNETLIVE​​​​） ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 古谷充とザ・フレッシュメン メンバー：古谷充(Sax) 古谷光広(Sax) 田中洋一(Tp) 大塚善章(P) 神田芳郎(B) 東原力哉(Ds) 演奏：2020年7月4日土曜（Live Spot RAG） 1st setはこちらのURLになります。    • 【高音質】謹んでご冥福をお祈りいたします。古谷充とザ・フレッシュメン（20...   2st 00:00 配信スタート 07:03 Soul No1 17:54 佐渡おけさ 53:55 Free Soul 37:39 お江戸日本橋 53:55 通りゃんせ 1:02:40 癋見悪尉（べしみあくじょ） 1:16:32 en.ソーラン節 1:25:30 en. As Time Goes By ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ▶️古谷充、古谷光広オフィシャルウェブサイト https://furuya-jazz.com ▶️大塚善章(P)オフィシャルウェブサイト http://zenshow.jp ▶️田中洋一(Tp) オフィシャルウェブサイト http://www.yohei.info ▶️神田芳郎(B) オフィシャルウェブサイト http://www.eonet.ne.jp/~kanda446/prof... #古谷充 #古谷光広 #大塚善章 #田中洋一 #神田芳郎 #東原力哉 #ジャズ #JAZZ