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避難訓練用 地震の音

地震の音を作りました。 とある子どもが集まる施設の避難訓練用に作りました。実際に使ってもらった所『本当に揺れている感じがした』との感想を聴くことができました。 子どもの避難訓練にありがちな事といえば、なんかボーっとしてる子がいたり、逆に慣れっこになっていて妙に余裕があるなどテンポや緊張感が実際の地震とは違う事が挙げられるのではないでしょうか。 私が小学生の頃に先生が避難訓練について『練習（避難訓練）は本番のつもりでやりなさい。本番は練習のつもりでやりなさい。』と教えてくれました。これを思い出して今の子たちにはなるべく本番のような気持で避難訓練に取り組んでもらえるように音で協力できないかなと思ったのでした。 地震は揺れ始めたら待ってくれない。机の下に隠れるまで小さな揺れのまま待ってくれる訳ではない。揺れが大きくなって歩くことも出来なくなる前に机の下までたどり着かないといけない。 この待ってくれない状況を演出するのに録音された地震の音を流すのは有効なんじゃないかと思います。揺れ始めて、揺れが大きくなる前に何がどれだけできるのか、子供にとっても指導する大人にとっても有益な経験になるように思います。 ただ今回の音は短期間で作ったこともあってシンプルです。本当はもっと色々な音を入れたかったです。今後もう少し音を増やしたバージョンも作れたらとは思っています。 もはやこれはＤＴＭ (Desk Top Music) と言えるのか分かりませんが、使っている機材やソフトウェアは音楽を作る時に使ってるものと同じです。音楽をやる人に聴いてもらったら『ビートを感じる』と言っていました。 なるべくビート感が出ないように頑張って作ったんですけどね．．．自分で聴いてもビート感が出てしまってると思います。（笑） ちなみにテンポは１３０の４拍子です。これを言い当てた人もいました。すごい。 効果音は 『 On-Jin ～音人～ 』さんが公開している音を使わせていただきました。 　　↓ 【On-Jin ～音人～】 https://on-jin.com/ ガラスが割れる音はそのまま使わせていただいてます。 扉がガタガタ揺れる音は障子戸を開く音の一部をCubaseのサンプラーで切り出して使っています。 【主な使用機材】 ＤＡＷ ： Cubase (Steinberg) 地鳴り ： GRAVITY (HEAVYOCITY) 扉のガタガタ ： Cubase (Steinberg) のサンプラーで加工 倒れる棚 ： ALBION ONE (SPITFIRE AUDIO)