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タモリ卓球協会に少し弁明（1992年）

1992年2月9日（日） いいとも増刊号 日本卓球協会が『ザ卓球2』と言うディナーショー等施策を打ち出し、丁度ネクライメージ脱却に奮闘していた頃です。勿論タモリさん一人のせいでは無いのですが、テレビでの有名人の発言のインパクトが大きかった時代。卓球が陽の目を見るには、少し時間を要しましたが、『とんねるずの皆さんのおかげです』やこの1年後の福原愛ちゃんの登場で卓球のテレビ露出度は徐々にあがり、2005年の世界選手権ではNHK以外の民法のテレビ東京が連日の様に放送。以降毎年テレ東が20年連続世界卓球を放送。この頃は卓球に敢えて悪い事を言う人はかなり減りました。 世界選手権での女子・男子のメダル獲得し始め、2012年ロンドンオリンピックでの女子銀メダル、2016年のリオオリンピックで男子銀メダル水谷隼の活躍の波を経て、2021年東京オリンピックの混合複金メダルを頂点にメジャースポーツの市民権を得た感じです。 スタープレイヤーの好成績の他、11点制、40mmボール等の長年試行錯誤して導入したルール変更やテレビ画像解析度が上がった事、NTトレセンの開設等相乗効果として重なり、約30年でイメージが完全に逆転してしまいました。一度ついたレッテルを変えるのには、色々な卓球関係者の努力があったと思います。何か一冊の本がかけそうな位奥が深いです。 ちなみに1992年のザ卓球2は、ヨルゲン・パーソンと渋谷浩。ザ卓球初回は、1989年にJWワルドナーと劉南圭でした。