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全線往復！日高本線サヨナラ旅【現役の廃駅と気動車と列車代行バス　廃止直前】JR北海道

廃線前、日高本線は苫小牧から、勇払平野を経て、鵡川駅から（むかわ）、富川駅(とみかわ)、新冠駅(にいかっぷ)、静内駅（しずない）、浦河駅（うらかわ）を経てえりもの玄関口、様似駅へ至る146.5㎞の風光明媚なローカル線。 2015年の台風による高波被害により、鵡川～様似間は列車代行バスが運行されていたが、線路は復活することなく、2021年3月31日に正式に廃線となり、地図や時刻表から消えた（日高本線はＪＲで本線と称する路線で一番短い路線となった） 日高線は太平洋沿いを走る海沿いの景色がとても綺麗な路線で、えりも岬やアポイ岳へのアクセスとして使われていた。 かつては、静内海水浴場駅があり、札幌駅から準急が走行するなど、北海道の湘南らしい路線でもあった。 静内駅、蓬栄駅、様似駅では廃線間近のホームの様子を撮影。 北の大地の入場券も購入。 北海道の貴重なローカル線の風情を一緒に記憶にとどめましょう。 かつて、森進一が、襟裳の春は何もない春ですと名曲で謡った場所ですが、唯一無二の素晴らしい北海道らしい風景を見せてくれます Ｈ１００型に代わる前のキハ４０気動車のディーゼルエンジンのエキゾーストにも注目。 今回は廃線直前の、日高線の最後の春を実際に乗って、葬式鉄として取材、乗り鉄旅行しました。 （切符はJR北海道が発行するお得な切符一日散歩きっぷを使用） #廃線 #JR北海道 #日高 0:00　オープニング 0:34　苫小牧駅 2:33　キハ40車内 5:14　JR北海道列車代行バス 6:45　汐見駅 7:52　日高門別駅 8:23　流失した慶能舞川橋梁 8:42　厚別川橋梁 8:53　大狩部高台駅（大狩部駅仮乗降場） 9:04　路盤流失して線路が宙づりになった現場（大狩部駅付近） 10:35　浦河駅 11:30　様似駅 13:55　蓬栄駅 14:19　静内駅 16:50　鵡川駅 以前は胆振総合振興局管内東部と日高振興局管内南西の太平洋沿岸を結んでいた、様似郡様似町の様似駅までの146.5 kmの路線だったが、全線の約8割 (116 km) にあたる鵡川駅（むかわ町）以南は、2015年1月に発生した高波で線路が被災して列車が運休し、以降は後述の通り数々の復旧案が出たものの、運行再開に向けた本格的な復旧工事は行われないままとなった。この鵡川駅 - 様似駅間は並走する国道235号を使った代行バスが運行されていた（ただし代行バスは静内駅において運行系統が分割されていた）が、その後JR北海道と沿線自治体が廃線に合意し、2021年4月1日に鉄道事業が廃止され、正式にバス転換された。これにより日高本線は全長が30.5 kmとなり、留萌本線に代わり、本線を称するJR線で最短の路線となった。