Скачать с ютуб 【カンパノラ グランドコンプリケーション発売20周年記念特別対談｜シチズン時計】生物学者 福岡伸一氏×国立科学博物館名誉研究員 鈴木一義氏｜グランドコンプリケーションの開発ストーリー｜シチズン時計 в хорошем качестве

【カンパノラ グランドコンプリケーション発売20周年記念特別対談｜シチズン時計】生物学者 福岡伸一氏×国立科学博物館名誉研究員 鈴木一義氏｜グランドコンプリケーションの開発ストーリー｜シチズン時計

«CAMPANOLA STORIES – Vol.9 日本のものづくりの強さ» この動画は、唯一無二の存在感を放つカンパノラについて、作り手や使い手、さまざまな人がその魅力を語る『CAMPANOLA STORIES』。第九弾は、カンパノラ　グランドコンプリケーション発売20周年記念として、生物学者の福岡伸一氏と国立科学博物館 名誉研究員の鈴木一義氏による特別対談。製品誕生の背景から時計に込められた想いなど、様々な切り口でカンパノラ グランドコンプリケーションの魅力を語ります。 0:00 国立科学博物館 1:05 日本のものづくり 2:45 日本の自然観 4:33 和魂洋才 6:17 時を愉しむ 《国立科学博物館》 小学校の頃に家の近所で、緑色の小さな虫を発見した福岡氏。この時、新種を捕まえたと思った福岡氏は国立科学博物館に持ち込んだのだと語った。残念ながら新種ではなく、少年時代の福岡氏の発見の夢は潰えた。しかし、この経験は福岡氏に別の発見を与える事になった。それは、「昆虫を研究している人たちがいる」という発見であり、この事が自分の原点となっていると福岡氏は語る。この話しを聞き「福岡氏のような少年をたくさん出していくことが博物館の役割であり、そういう方を一人でも育てることができたことは、博物館冥利に尽きる」と国立科学博物館の名誉研究員である鈴木氏は答えた。 《日本のものづくり》 後に東芝の創業者となる田中久重が江戸時代に作った、不定時法の機械時計「万年時計」がある。究極の和時計と呼ばれるこの時計は、自然の動きを刻む和時計。当時の12～13世紀頃といえば、ヨーロッパでは塔時計が作られるようになり機械に自分たちの生活を合わせる「定時法」の時代に入っていく。一方、当時の日本で用いられていたのは「不定時法」である。「不定時法」では、太陽や月の動きに合わせて1時間の感覚が季節により変化していた。正確に時を刻まなければならない機械時計を世界で唯一、不定時法の機械時計にした点が不定時法の機械時計「万年時計」の面白みである。西洋世界が秒単位の正確な時を刻む時計を作り、日本はそれを取り入れる際に日本の風土に合わせて作り替えた。この文化的な需要・変換に合わせ、不定時法の機械時計「万年時計」が存在する。 《日本の自然観》 西洋は自然を支配する道を選び、日本は自然との共生を担ってきた。この日本人の自然観が、カンパノラのグランドコンプリケーションの中に存在する。支配するための時間ではなく、自然と共生するための時間。カンパノラでは宇宙や空が表現され、そこに日本的なものづくりを感じると鈴木氏は語った。生物学者である福岡氏は「命や生きているということは、絶えず流転しながら分解して合成する。その流れの中に生命は成り立っている」と語る。この言葉は福岡氏独自の発言ではなく、1000年も前に鴨長明が記した「方丈記」の冒頭でも語られている。移ろいの中に、あるいは変化の中にこそ美しさがある。それは有限なものであるが、有限であるがゆえに輝き、慈しみ、美しいものと捉える。日本には、このような自然観や生命観が脈々と存在する。現代に生きる我々が時計に対して感じる、ある種の愛着や美しさは、このような時間に対する移ろいやある種の流れを大事にしていこうとする感覚と繋がっているのではないないかと、福岡氏は語った。 《和魂洋才》 カンパノラのグランドコンプリケーション発売20周年記念モデルには、パーペチュアルカレンダーなどの四大機構が搭載されている。万年時計にもムーンフェイズと同様に、太陽と月の動きやプラネタリウムのような機能があり「今回の時計の先祖のように感じる部分がある」と、語ったのは鈴木氏だ。時計というものは機能だけではなく「誰かが使うもの」だという観点から、万年時計の外装を手掛けたのは京都の一流の職人たちだった。世界中のどこにもない唯一の時計という美意識は、和魂洋才という海外のものを使いながらもそれを自分たちの美意識や生活に合わせて作る日本のものづくりを感じさせる。機械に人間が合わせる時代が終わり、機械が人間に合わせ、人間がもっと自由に自然の感覚も含め豊かにするべき時代に入っている。それはまさに、江戸時代や幕末の日本人が持っていた感覚を今こそ活かせる時代である。カンパノラで使われている漆や伝統工芸の技術は、最先端のものや洋のものと融合していく時代を感じさせるものだと、鈴木氏は語った。 《時を愉しむ》 福岡氏は、「時計を持つことによって時間に縛られてしまう側面がある」と語る。しかし、この時計に、ある種の遊びや美しさ、アートやデザインが含まれることで「時計を使って時間を知ること」への喜びが生まれる。時間を知ることによって自由になる。「時間に縛られるのではなく、そこから出発する。そこから旅立つような感覚を持つことができる」という考えを述べた。 ----------------- ～ カンパノラ 公式ブランドサイト ～ ▶▶ https://campanola.jp/index.html ～ カンパノラ コンプリケーション コレクションサイト ～ ▶▶ https://campanola.jp/collection/compl... ----------------- ▼商品情報はこちら▼ ----------------- カンパノラ グランドコンプリケーション 品番：AH4086-05E 商品詳細はこちら！ ▶ https://campanola.jp/collection/AH408... ----------------- 【皨雨（ほしのあめ）】 ◆夜空の星が降り注ぐ 漆黒の漆に金色粉を蒔いた「皨雨（ほしのあめ）」は、ムーンフェイズ、クロノグラフ、パーペチュアルカレンダー、ミニッツリピーターを搭載したグランドコンプリケーション・モデル。 ----------------- ▼商品情報はこちら▼ ----------------- カンパノラ グランドコンプリケーション 品番：AH4086-13L 商品詳細はこちら！ ▶ https://campanola.jp/collection/AH408... ----------------- 【蒼波（そうは）】 ◆月夜の海が蒼く光る 青漆に金属粉末を練りこんだ「蒼波（そうは）」は、ムーンフェイズ、クロノグラフ、パーペチュアルカレンダー、ミニッツリピーターを搭載したグランドコンプリケーション・モデル。 #カンパノラ #グランドコンプリケーション #シチズン