Скачать с ютуб 京都面白大学第148講　ホリスティックヘルス情報室（主宰：降矢英成）との「飛鳥」フィールドワーク篇：高松塚古墳～天武・持統天皇陵～石舞台～橘寺～岡寺～飛鳥宮跡～飛鳥寺～飛鳥坐神社　2024年4月29日 в хорошем качестве

京都面白大学第148講　ホリスティックヘルス情報室（主宰：降矢英成）との「飛鳥」フィールドワーク篇：高松塚古墳～天武・持統天皇陵～石舞台～橘寺～岡寺～飛鳥宮跡～飛鳥寺～飛鳥坐神社　2024年4月29日

スティーヴン・ギルさんに「二面石」に説明をしてもらったところで、飛騨高山の「両面宿儺」についてわたしが話をしていますが、発言に間違いがあるので、訂正します。 『日本書紀』に「両面宿儺」の記事があるのはそのとおりですが、両面宿儺を殺害したのは、幡の河勝ではなく、和珥氏の祖先の難波根子武振熊です。 『日本書紀』仁徳天皇65年記事に、「六十五年 飛騨國有一人 曰宿儺 其爲人 壹體有兩面 面各相背 頂合無項 各有手足 其有膝而無膕踵 力多以輕捷 左右佩劒 四手並用弓矢 是以 不随皇命 掠略人民爲樂 於是 遣和珥臣祖難波根子武振熊而誅之」とあります。 両面宿儺は「壹體有兩面」、つまり、胴体一つ、二つの顔が裏表（反対を向いている）あり、すごく力があって敏捷で、朝廷に歯向かい、人民から略奪するような悪党でもあったとされます。 が、本当は、地域英雄であったという伝承や解釈もありますが、おそらく、そちらが正しいでしょう。中央神話では王化に「まつろわぬ民」とされる反逆者も地元の英雄であり、指導者であることがほとんどです。 なお、『日本書紀』における秦河勝の記事は、天智天皇や天武天皇の母である皇極天皇（重祚して斉明天皇）が、飛鳥板蓋宮での乙巳の変（いわゆる「大化の改新」）の起こる前年の西暦644年7月に、駿河の国の富士川のあたりで、「大生部多」（おおふべのおお）が道教的な常世の虫の祭りを広めて、それを祭ると富や長寿得られるとしたのを鎮圧したという内容です。これも、奇妙な記事ですね。 　「太秦は神とも神と聞こえ来る　常世の神を打ち懲ますも」